プロレス論。

 

プロレス。

 

それは、スポーツであって、スポーツでない。

格闘技であって、格闘技でない。

エンターテイメントであってエンターテイメントでない。

 

そんな矛盾をはらんでいてなお魅力に溢れてやまない。

それがプロレス。

何がそこまで人を惹きつけるのか。。。

 

とまあ意味のあるようなないような紹介になってしまっちゃっているけれども、

今年(2017年)の1.4にてオカダ・カズチカVSケニー・オメガ戦で魅了されてすっかりプロレスファンとなってしまった僕だけど、およそ1年間プロレスを見ていて何となくプロレスの素晴らしさが分かってきたような気がする。

 

よく、プロレスは八百長だの、本気でやっていないだのといった批判を受けることもある。どう考えても避けれる技とか、どう考えても相手に協力してもらわないとかけれない技とかは確かに存在する。最終的に振り返ってみるととてもいい感じに勝敗が決まっていたりもする。

しかし、ここで、実際のところどうなのよ?ということについて議論するつもりは全くないし、それを議論すること自体がナンセンスだと思っている。

プロレスは最早そんな次元での勝負ではない。

人それぞれプロレスに対する価値観や考え方はあると思うし、好きになって1年そこらのペーペーが何分かったようなこと言ってんだというのも承知の上で言わせてほしい。

プロレスは「対戦相手」「客」「会場」全てと戦っているものであると。

 

そしてこの点が他のどのスポーツとも決定的に違う点じゃあないかと思う。

例えば、野球の試合中、観客を喜ばせるためだけに、敢えて満塁にしてみたり、

サッカーの試合中、わざと緊迫感を出すためにPK外してみたり、

そんなことは絶対にしないだろう。

 

その点プロレスはどうか。

相手に勝つのはもちろんのこと、そこにいる観客、そして会場にも勝たなければいけない。いかに観客の支持を得るのか。いかに観客を喜ばせるのか。いかに会場の雰囲気を盛り上げるのか。

 

そのためにも、相手の技は受ける。派手な技にもかかる。受けて受けてぼろぼろになっても耐える。倒れても倒れても何度も立ち上がる。

そりゃあ会場は当然盛り上がるだろう。

観客としても、テンションが上がらずにいれるわけがないだろう。

だって、その姿がとてつもなくかっこいいだもの。

フィニッシュをかける直前の、決まるのかっ!決まらないのかっ!といったはらはらした気持ち、フィニッシュが決まったときの、うおおおおおっしゃああ!!!!といった感動は「まあとりあえず実際に見て感動を味わいなさい」としか言うことが出来ないくらい魅力的なものである。

まあ、好きなものだったらなんでもそう感じてしまうのが人間といったらそれまでだけれども。

 

逆に言えば、対戦相手に勝っても、それが観客、会場に響かなかったら、(個人的なプロレス感からいうと)プロレス的には勝ちって言っていいのか、微妙なところ。

 

 

対戦相手に勝つことだけじゃない。そこにプロレスの魅力がつまっている。

 

最近では、「プ女子」なんて言葉も聞かなくなっているくらい、プロレスが男女問わず浸透してきていると思う。

この機会に一度、プロレスなんてものを見てみるのはいかが?